2017年の正社員の平均年収は418万円〜DODA

パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が発表した「平均年収ランキング2017」によると、2017年の正社員の平均年収は418万円となり、ランキングは、職種別・業種別の両方で金融分野の仕事がトップにランクインした。
 2017年の平均年収ランキングは、全153職種のうち、ランキング1位は「投資銀行業務」の855万円、2位は「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」の837万円で、ともに金融系専門職。3位には専門職の「戦略・経営コンサルタント」が722万円で続いた。また、ランキングの上位20位のうち、約半数をITと企画の職種が占めた。営業職では、「営業−医薬品メーカー」が7位で651万円と医療系の営業が上位にランクインした。
 業種別の平均年収ランキングでは、全93業種のうち、1位になったのも金融の「投信/投資顧問」で741万円、2位は「サービス財務/会計アドバイザリー(FAS)」(サービス)で633万円、3位は「たばこ」(メーカー)で620万円という結果になっている。業種別ランキングは上位10位のうち、「たばこ」を始め「医薬品メーカー」(601万円、4位)、「総合電機メーカー」(572万円、5位)など7つをメーカー関連が占めた。
 職種・業種で1位になった金融分野のトピックスとして、2016年2月に始まったマイナス金利が挙げられる。超低金利の現在、投資や資産運用への関心が高まっており、そのニーズを受けて投信投資顧問・投資銀行・運用の分野では求人を増やしている企業もみられる。また、この分野ではフィンテック(FinTech)と呼ばれる金融とITを融合した技術革新にも注目が集まっている。
 近年、スマートフォンを利用した決済や送金、口座管理などの分野で新しいサービスが続々と登場したり、サービスの効率化も進んでいる。ITへの投資は金融だけでなく、あらゆる業界や分野でもますます盛んになっており、IT技術に関わる人材の採用ニーズは高まっている。転職求人倍率をみると、「IT/通信」業種で5.58 倍、「技術系(IT/通信)」職種で7.04倍と、全体平均の2.25倍と比較しても際立って高い数値となっている。


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